自己PRできない

質問大学3年生です。
まだ先のことですが、就職活動に不安があります。
就職活動では、よく「自己PRが大事だ」と言われますが、自分のことを考えてみると、特に自己PRすることがありません。
大学の勉強を特に頑張ったわけでもないし、サークルに入っているわけでもありません。
アルバイトを続けていたくらいですが、それもとりたてて自己PRするほどのことではないと思います。
自己PR、どうすればいいのでしょうか?
何を書けばいいのでしょうか?

回答大学で優秀な成績を収めたとか、論文を書いたとか、クラブの全国大会で上位入賞したとか、世界50カ国をヒッチハイクで放浪の旅をしたとか、
そのような、誰もが「すごい!」ということをした人でもない限り、誰しも自己PRで何を書くべきか、最初は悩むところです。

ご自身で「アルバイトを続けていたくらい」とおっしゃっていますが、いわば社会人生活の最初の一歩でもあるアルバイトを続けてきたことは、自己PRの「ネタ」として十分なものであると思います。

バイト先の雇い主の方やバイト仲間との人間関係から、「仕事とは、働くとはこういうことだ」と学んだことはないでしょうか?
客商売であれば、お客さんとのやりとり、時にはトラブルから、自分の至らなさに気づき、成長するきっかけを得たということはないでしょうか?

ただ単に遊ぶお金をもらうためにアルバイトしたというのではなく、(もし仮にそうだったとしても、)何か自分の人間的な成長のきっかけになったことがあるはずです。

新卒社会人に必要な3社会人の基礎力
にあるように、新入社員には何も他人よりズバ抜けた能力を求めているのではなく、「基礎力」を求めているのです。
今までのアルバイト経験が、この基礎力につながっていったことを自己PRの「ネタ」として考えればよいのではないでしょうか。

なお、自己PRでは、実際にあったエピソードを具体的に紹介し、それに対して自分は何を学び、その結果何を学んだか、具体的に相手に伝えるようにしましょう


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